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実習経験を積むことの大切さ。

こんにちは。福岡歯科大学口腔歯学部5年のゆうです。
きっと、「口腔歯学部?」と疑問に思ったことでしょう。
今回はその口腔歯学部について話していきたいと思います。

はじめに、福岡歯科大学について少しだけ紹介しておきましょう。
歯科大は、6年制の大学で、1学年約100人の1クラスです。
人数が少ないと感じるかもしれませんが、その分友達だけでなく先輩後輩とも距離が近く、みんな仲よくなります。先輩後輩の仲がいい理由の一つに、ほとんどすべての学生が部活動に所属していることが挙げられます。

一学年100人しかいない学校で、体育系の部活だけでも18個あります。
活動していけるの?と思うかもしれませんね。それだけ、多くの学生が部活に所属しているんです!みなさんの中にも「運動は苦手…」「大学まで行って部活は…」「高校でもう燃え尽きたから…」という方はいると思いますが、安心してください。

半分近くの部活生は初心者として部活に入るのです。実は僕も大学から野球を始めたんです!高校まで帰宅部だった人が、チームの中心で輝けることは福岡歯科大学の大きな魅力の一つだと思います。

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さて、口腔歯学部についてですが、“歯学部”だけだと「歯の専門職」というイメージですね。確かに、福岡歯科大学では歯についての多くの講義が受けられます。
その一つに、歯の解剖学があります。歯の解剖学では、歯の内部構造やどんな組織でできているかを学ぶだけでなく、歯のスケッチをしたり、石膏を一から掘って形を再現したりします。テストでは、歯の模型を見て上下左右の何番目の歯なのかを答えることができないとパスできません。歯医者さんになった時に歯を削る上で、歯の形を頭に入れておく必要があるからです。

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しかし、必要な知識は“歯”についてだけではありません。
歯医者さんになったら多くの病気と向き合っていかなければいけません。例えば、歯周病、舌の病気、唇の病気、意外なものでは、副鼻腔炎や顎関節症についても学び、知識を持つ必要があるのです。
さらに実は、口の中の問題は口の中だけに留まらず、全身のいたるところに影響を及ぼします。

例えば、口に違和感や痛みがあると気がつかないうちに思うように食事を取ることができず体調を崩してしまったり、口の中の細菌が肺に行ってしまって肺炎になったり、歯周病が原因で近年増加している糖尿病になったりすることもあります。
歯学部と言っても“歯”だけではなく、口の周り、さらには全身の知識を持っておく必要があります。そのため、全身疾患にも対応できる口腔のエキスパートになるべく、医学部や薬学部と同じく6年間かけて勉強する必要があるのです。

ただ、6年間ずっと口腔内や、全身の医療についての講義をうけるわけではありません。1、2年生では数学、英語、哲学や体育の授業もあります。また、友達との交流を図るコミュニケーションについての授業や、他県から入学した学生に福岡を知ってもらうための、福岡の文化や歴史について学ぶ「博多学」という科目もあり、大学生活のスタートをよりよくできます。

5年生になると当院実習という、実際に病院に行って先生の診療を見学したり、補助についたり、時には患者さんのお話をきいたり、説明をしたりして、座学で身につけた知識と実際の診療を紐付けるための実習を行います。

今、僕は5年生なのでまさにその実習の最中です。
実習では、先生の技術に驚愕したり、患者さんの症状を聞いたり、見たりして病名と治療方法を予想したりと、たくさんの経験を積むことができます。

実習を通して思うことは、「教科書がすべてではない。」ということです。もちろん、診療、治療をしていく上で教科書の知識は必須不可欠です。しかし、僕たちが目指す歯医者という職業は患者さん、つまり人体を扱わなければいけません。

もちろん患者さん一人ひとりによって歯の形や、歯並びは違います。それだけではありません。年齢、食事、生活環境、職業や性格などのバックグラウンドも違います。

そんな中、僕はただ目の前の病気を治療することだけがベストとは思えません。
患者さんの話を聞き、希望を聞き、口腔内をよく見て、方針をたてなければいけません。それは経験がないとできないことです。今の実習で先生方が経験をもとに治療されていることを自分の経験にするために、臨床実習はとても貴重な体験です。

例えば、後期高齢者で体力が落ちてきている患者さんがあまり気になっていない箇所について負担をかけて治療するかどうかなど、優先順位を検討したり、仮歯で年末年始を迎えていただくことになった時には、長い期間病院が休みで対応できないが、お餅を食べたりして仮歯が外れる事が多々あるので過剰なほど強く固定しておくなど、経験がある先生方ならではの視点を学べました。

さて色々なことを書きましたが、“口腔歯学部”について少しでも興味を持っていただければ幸いです。

進路について悩んでいる高校生のみなさんは、「身の丈」などは気にせず、いろんな将来を考えて、視野を広げて本当に進みたい路を探してみることをお勧めします。

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